今回は少し趣向を変えて、“お気に入り作品紹介”ではなく、あえて「これはNGだったな」という画像をまとめてみた。
ただ、単純な失敗集ではなく、「なぜ違和感が出たのか」を見ると、画像生成の面白さや難しさがかなり見えてくる。自分で作っているからこそ、「惜しい!」と思う部分も多かった。


まず1枚目。
これはモテギのホームストレートを背景にしたレースクイーン風ショット。全体の雰囲気や光はかなり好きだし、金色のハイレグ衣装もサーキットの空気感に合っている。ただ、一番気になるのはやっぱり右腕。
「遠近感」と言えば聞こえはいいけど、さすがに長すぎる。もう完全にアニメキャラの必殺技ポーズみたいになっている。顔や身体のフォルムは自然寄りなのに、腕だけ急に二次元の法則を持ち込んできた感じが面白い。とはいえ、脚のラインやウエストの細さはかなり綺麗で、全体のシルエット自体は好きだったりする。
2枚目は個人的にかなり笑った一枚。
“人車一体”とはよく言うけど、そこまで一体化しなくてもいい。ケンタウロスじゃないんだから。バイクとレースクイーンの距離感が近すぎて、もはや擬人化されたマシンみたいになっている。構図としては悪くないし、振り返りの笑顔も自然。背中から腰にかけてのラインも綺麗に出ている。ただ、座り位置と身体の重なり方が妙にリアルで、「これ絶対長時間つらいだろ」と思ってしまう。画像生成は時々、“セクシー”より先に“物理的に苦しそう”を出してくる。


3枚目は完全に方向性迷子。
確かに衣装は水着っぽい。でも、だからって海まで連れていかなくてもいい。しかも背景だけ妙に“王道夏グラビア”感が強くて、急に別ジャンルになってしまった。とはいえ、この一枚は身体バランス自体はかなり優秀。脚の長さ、肩幅、腰の位置、全部かなり理想に近い。海と青空の色も綺麗で、単体作品として見るなら完成度は高い。でも今回は“レースクイーン”を作りたかったので、方向性としては完全にNGだった。
そして4枚目。
これはもう、“生成途中で力尽きたAI”そのもの。途中まで頑張っていたのに、急に集中力が切れた感じがある。左側はそれっぽく成立しているのに、右側が未完成のキャンバス状態。だが逆に、この中途半端さが妙にアートっぽく見えてしまうのが悔しい。柔らかい白背景と金色衣装の相性は良かったし、顔立ちもかなり綺麗。だからこそ、「完成版を見たかった」という惜しさが強い。
画像生成は、完璧に狙い通りになる時も楽しいけど、こういう“事故”が出るのも面白い。むしろ、失敗画像の方がAIのクセや発想が見えて、人間側の想像を超えてくることがある。
今回はそんな、“惜しいけど笑ってしまうNG集”でした。